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「日ごろのお手入れ」

牧師 今井直喜

何事も予防することにこしたことはないわけです。健康を一つとっても、一旦、病気になってしまうとお金も時間もとられるし、その間にできることもできなくなってしまいます。ちょっと気をつければいいことを、めんどくさがったり、先送りしていると、とんでもない目にあうこともあります。私も歯を磨くのがめんどくさくて、ほったらかしにして、虫歯になって、痛い目にあってから、歯を磨いておけばよかったとなんど悔やんだことか。

もちろん、気をつけていても病気にはなるかもしれないし、予防していても、ひどい目にあうこともあるでしょう。でも、何もしないよりはマシですし、わざわざ危険な目にあう必要もないでしょう。 同じように、私たちは精神的な面においても常に予防しておくことが大切です。風邪をひいてから、乾布摩擦をしても遅いように、何かあってからでは対処療法になってしまい、根治には時間がかかってしまうのです。

聖書にこんな言葉があります。「だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」

調子がよい、時間的余裕がある、うまくいっている今だからこそ、しっかりとよい習慣を、予防を、備えをしておきましょう。体に手入れが必要なように、心にも手入れをすることが必要です。 日ごろ運動しなければ、ちょっと走っただけでも息が切れるでしょう。心も体と同じです。自分の心の手入れを怠っていたら、挫折や絶望的な事柄に遭遇したときに、それを乗り越えることができないのです。

心の手入れとは、一人きりで祈ることであったり、礼拝をささげたり、聖書を読んだりすることなど、いろいろ方法はあるでしょう。要するに、神との交わりの中で、自分の心のあり方をいつも整えることなのです。

現代人は忙しく、効率よく、同時にいくつかのことをこなそうという流れの中にいます。しかし、人間はパソコンではありません。パソコンでも時には手入れを必要とします。神との交わりの時間をしっかりともつことによって、よりよい人生を送りましょう。

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