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夢 を 語 ろ う gonngon 夢って、教会以外のことでもいいんですよね−。 夢って私にとっては、過去を振り返るというか、思い返すってことを前提にしないと、 語れないもののような気がするのです。だって、現在にしろ、過去にしろ、しっかりしていないと、白日夢に終わっちゃうような気がするのです……。 で、現在の私は夢を語れるように、思い出とかを振り返ってる最中なんです。そう、私も夢を語れるようになるために……。 少し長くなるけど、その過程におつきあいください。
1996年9月7日 ブレーメンにて−My Diary 今日は、ハンブルクに向かう。 ドイツで2番目に大きな近代都市らしい。 しかし、昨日はここメルヘン街道の終着点であるブレーメンに来たにもかかわらず、 宿を見つけてから1歩も外に出んかったな。 見たって言えば、ブレーメンの音楽隊オブジェくらい。 そろそろ、1人旅も飽きてきたなあ。しかもドイツは北に上るにつれ、 空気が冷たいせいか気持ちまで暗くなる。 早くハンブルクから船を見つけてイギリスに渡ろう。 ハンブルク行きの列車はなぜか古びてた。 しかも2両しかなかった、なんで?ICもECも通ってる主要路線やのに。 まあいいや。誰もいなさそうな後ろの車両に乗ることにした。 でもなんで、ホーム待ってる人は乗らないんだろうね。 誰かの見送りかな?あんなにいっぱい人いるけど。 と思ってるうちに、列車はホームを離れてしまった。 ……なんか前の車両はとてもにぎやか。 何で私はこの車両に一人きりなんだ? あら、なんか向を走ってる電車の乗客がこっちに向かって歓声あげてるで (声援みたいやけど)。 それに反応して前の車両の窓からは旗を振り回しながら笛の音がピーピー と聞こえるけど…。駅でも同じ光景。 でも駅があってもなぜか止まらない。 しかも待てども待てども、車内アナウンスが無い。 検札さえ来ないぞ。大丈夫かいな、この列車。 やけに、私のいる車両を通ってヤバそうな人達が後備のトイレに向かう。 あんまりじろじろ見るなよな〜、兄ちゃん達。 「まさか」とは思いながら、だんだん嫌な予感がしてきた。 確かに、駅の時刻表にはハンブルク行きってちゃんと書いてあったしなぁ。 怪しかったと言えば「Sondern Zug」って書いてあったことくらいかな。 まてよ、Sondern Zugって日本語に訳したら「臨時列車」ってことやなぁ? ……もしかして。 あっ、変な兄ちゃんが隣に座ってきた。 ヤバいなぁ、この人ドイツ語しかできなさそう。 こんなことならもっと勉強しとけば良かった。 いくらドイツ語専攻して2年目だって 言っても、 この訛りじゃ何言ってんのかもわからん。 なになに、ハンブルクで労働者がデモ抗議するための特別列車だって? なんで?なんで、そんな私目的の列車を時刻表に載せるんだよ〜。信じられん。 ってことは私はタダ乗りしちゃったってこと? でも、この人怒ってはないみたい。 なんかもう1人兄ちゃんが来たで。帽子持ってる。デモ行進用のヤツやな。 まさか、これかぶって一緒にデモ行進しろとか言わんよなあ?! ああ、ついに囲まれちゃったよ、私。逃げ場が無い。 神様、助けてください! って、この旅何回目のお祈りだろう。 いつも困った時にしか祈らないから、こんな時のお祈りって 聞いてもらえるかどうか自信ないんだよな。
逃げよっと。猛ダッシュ!!
日記を読み直すと、旅に出たくなります。 いろんな人、いろんな言葉、いろんな風景……。 旅って、いいですよねー。 そう、私の夢って、旅に出ること。 まあ、この中央チャペルで、旅行会社を設立されたさいはツアコンでもしま すんで、そのときは雇ってくださいな。 あれ、なんか教会のことになってしまった(笑)。 お後が、よろしいようで。 |